歴史
約千年前、山梨県北部山岳「御嶽昇仙峡」の奥地金峰山周辺から水晶原石が発見されたことに始まります。当時は原石をそのまま置物等に珍重されていました。
今からおよそ170年前、天保年間(1830~1844)京都の「玉造」より職人を迎え、鉄板の上に金剛砂をまいて、玉の手磨き方法を習得したのが水晶加工の始まりです。
明治9年(1874)山梨県令(現在の知事)藤村紫朗は甲府に勧業場の一部に水晶加工部を置いた。また、清国(現在の中国)に技術講習生を送り1年間修行させた。
製造工程
石取り-絵付け-切込み-欠き込み-荒摺り-三番摺り-四番摺り-砂目取り-五番磨き-仕上げ磨き-洗浄-完成
https://vimeo.com/channels/jewelry/120552182
↑はbororoさんのロックリングの制作風景を2013年に動画にしたものです。
素晴らしい動画なのでぜひご覧ください。
古く甲府で水晶が産出された事から石加工が盛んになりました。
石加工は大きく分けて研磨と彫刻の二つに分けることが出来ます。
我が社は彫刻を軸に作品作りを行なっています。
彫刻加工とは細工台という機械を使い鉄ゴマと砂と水で削りながら形を形成する技法です。
↑研磨室
超音波の機械は主に穴あけ加工